はじめに
強度計算は条件仮定の基に単に机上の計算となる為、条件設定を充分検討する必要があります。 例えば、
構造物の支持部が弾性体であるところを、単純支持あるいは固定支持と簡単に想定すれば、曲げ応力は時には2倍も
違っていて、材料力学の演習例での方法では計算に限界があります。
また、構造力学の書籍には、マトリックス解析の記載があり、実計算の手法は種々あるようです。
ここでは、「構造力学計算への第一歩」として、材料力学での式、マトリックス解法、及び有限要素法の説明をします。
なお、プログラミングを必要とする場合、出来る限り簡単な手法としたいものです。 パソコン画面の生成には手軽な
HTMLを用い、技術計算処理に JavaScript を用いる方法があります。 →詳細表示
・HTML5でのファイル操作(API)にて、Firefox, GoogleChrome では簡単にデータ呼込みが出来ます。 →詳細
・Firefoxは、可也容量の計算(例えば行列10,000 x 10,000)が行えるのは魅力です。 →計算容量限界の比較
また、Visual Baisicと比べても引け劣らず、1.5倍の差にしか過ぎません。 →計算容量限界(各種言語)
・Microsoft のJavaScriptは JScript var8 以降、Visual Studio を用いる場合の用途が追加され、
コマンドライン・コンパイラの場合にもディバッグ出来るようになっています。
ただ、計算容量については、Firefox の10分の1(行列 1,000 x 1,000)が限度のようです。
・技術計算で用いるJavaScriptは、大抵は基本的な用法のみです。jQuery のグラフックは複雑ですが、
お決まりの方法に適時修正といった方法で出来、複雑な画面操作も可能です。→画面操作の説明(断面計算)
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