[ ブラウザと計算容量限界の比較 ]

計算可能な配列サイズ(配列の要素数 N)
 
  Java Script ループ計算  for( i=1; i <= N; i++){ A[i] = 0; }

このループの最大限度 N は下記の通り。 [参考] 他の言語の場合 →詳細
計算量 ブラウザ (HTML上) →テスト実例
IE8 (64bit)Chrome 19.0Opera 11.64Firefox 11.0
配列サイズN2.0*107 8.0*107 1.3*108 1.7*108 
使用時間 20〜600 秒3.0 秒 2.7 秒 8.0 秒 
メモリ状況 1.6 GB 0.6 GB 1.2 GB 1.4 GB 
Visual Studio 2010 での言語
JScriptVisual C#Visual Basic
3.0*106 2.6*108 2.6*108 
70〜10 秒3.0 秒 1.0 秒 
1〜2.2 GB2.0 GB 2.0 GB 
なお、使用パソコン OS:Windows7(64bit)、 搭載メモリ:4GB(正味3.75GB)、 プロセッサのサブスコア:7.2
   メモリ状況:タスクマネージャのプロセスタグのメモリ値   なお、使用時間およびメモリ状況は、概略一例

[備考]
Internet Explorer (Microsoft)
IE8(32bit)は N=1.8・107 17 1.5GB、これ以上Nを大きくすると Out of memory のエラー表示がでる。
IE8(64bit)は N=3.2・107 90秒 3.7GB (パソコン空きメモリ零となる。 タスクマネージャの タスク終了 の方法で終了可)
IE9(64bit)は N=5.0・107が可能、グラフィック描写画面が重い為、上記表から除外。
なお、IE8以前に対してタイムアウト設定値の変更可能: REG_DWORD値で変更 (regedt32.exeのダウンロード入手)。
 
Chrome 19.0 (Google): N=8.0・107 を超える場合、エラー表示(画面全体が紺の背景色)
Opera 11.64: N=1.3・108 を超える場合、途中停止(エラー表示)。
Firefox 11.0 (Mozilla): N=2億以下なら安定的に計算可能。N=2.68・108 を超える場合、途中停止(エラー表示は出ない)。
 
[その他]
HTML5の File API には、Firefox 10.0以降、Chrome 22以降 が対応。
HTML フレームについて、Chromeはサーバー下で対応可となっている。
1012年10月現在と履歴参照は、IE 9 (参照)、 Firefox 16.0 (参照)、Chrome 23.0 (参照)、 Opera 12.0(参照)
本テストの計算容量について、Firefoxが抜き出ているに対し、Windows 8 (1012年10月の発売)のIE10は未確認。
 
 
構造力学・強度計算実践への一歩